【J1採点&寸評】湘南0-0浦和|代表初選出のGK谷ら湘南の守備陣が奮闘!ユンカーは不完全燃焼に

2021年08月30日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

湘南――大岩は実に頼もしかった

【警告】湘南=タリク(24分) 浦和=なし
【退場】湘南=なし 浦和=なし
【MAN OF THE MATCH】大岩一貴(湘南)

[J1第27節]湘南0-0浦和/8月29日/レモンS

【チーム採点・寸評】
湘南 6

局地戦でハードに戦い、試合を優位に進めていた。クロスの精度を欠き結果的にゴールは奪えなかったが、内容では上回っていた。

【湘南|採点・寸評】
GK
1 谷 晃生 6.5

来月からのA代表に初招集されたGKは、自信を感じさせるパフォーマンス。的確な飛び出しで相手の攻撃を封じた。

DF
3 石原広教 6.5

相手の出方に対して臨機応変に対処し続けた。攻撃となれば、機を見てポジションを取り、ゲームを組み立てた。

MAN OF THE MATCH 
22 大岩一貴 7

ロングボールを跳ね返し、カバーリングもそつなくこなす。力強いマークで相手アタッカーに対応し、実に頼もしかった。

2 杉岡大暉 6
クロス精度には課題が残るものの、守備面での決定的なミスはなく、左サイドを支えていた。
 
MF
5 古林将太 6.5
(59分OUT)
右サイドを度々突破すると、ビッグチャンスを演出。クロス精度はチームで最も安定していた。もう少し交代を引っ張ってほしいプレーヤーだった。

14 茨田陽生 5(HT OUT)
攻守において、効果的なプレーは少ないままハーフタイムに交代。相手のディフェンスラインの裏に抜け出した41分のようなプレーをもっと増やしたい。

32 田中 聡 6
アンカーの位置でチームのバランスを巧みにとった。秀逸だったのはこぼれ球への反応。相手のチャンスの芽を摘んでいた。

10 山田直輝 5.5
ボールを持っても打開力に欠け、なかなか相手の守備陣に脅威を与えられなかった。終盤にはボールカットからカウンターも、ゴールにはつながらず。

42 高橋 諒 5.5(85分OUT)
運動量豊富に動いていたものの、後半の立ち上がりは江坂と明本、酒井の対応に追われ、苦しんだ。
 

次ページ湘南――大橋は相手にとって最も怖い存在だった

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事