リバプールは10人のチェルシー相手に猛攻も、ドロー止まり。南野拓実は開幕3戦で出番なし

2021年08月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半ATにジェームズが決定機阻止で一発退場

PKで同点弾を奪ったサラー。(C)Getty Images

 現地時間8月28日に行なわれたプレミアリーグ第3節で、日本代表FW南野拓実の所属するリバプールは、本拠地アンフィールドにチェルシーを迎えた。開幕からいまだに出番のない南野は、3試合連続でベンチスタートとなった。

 連勝スタートを切った両軍(ともに第1節は3-0、第2節は2-0)の一戦で、立ち上がりから攻勢をかけたのはサポーターの大声援を受けるホームチームだ。開始10分には、アレクサンダー=アーノルドが敵陣右サイドからアーリークロスを供給、ペナルティエリア内に走り込んだヘンダーソンがボレーで合わせるが、枠を捉えることはできない。

 迎えた22分、チェルシーにセットプレーから先制点を許す。ジェームズのCKにニアで反応したハベルツに、上手くバックヘッドで押し込まれた。

 さらに35分にはショートカウンターから、最後はルカクのラストパスを受けたマウントにシュートを打たれるも、ゴール右に外れ、なんとか難を逃れる。

 43分にはリバプールにアクシデントが発生。右足を気にする素振りを見せたフィルミーノが交代となり、ジョッタを投入する。

 その直後の前半アディショナルタイム、マネのシュートが相手DFジェームズのハンドを誘発し、PKを獲得。これをエースのサラーがきっちり決め、ホームチームが同点に追いつく。ジェームズは決定機阻止で一発退場となった。
 
 後半は数的優位のリバプールが圧倒的に押し込み、ファン・ダイク、ヘンダーソン、ファビーニョと次々に鋭いミドルシュートを放つが、GKメンディの好守にも阻まれ、ネットを揺らすことはできない。

 膠着状態を打開しようと、74分にはヘンダーソンに代え、チアゴを送り込む。ただ、敵陣深くまで攻め込みながら、決定的な場面を作り出せず時間だけが経過していく。

 そして86分に、最後の交代カードでツィミカスを投入。これで南野はまたもや出番なしとなった。

 結局、最後までチェルシーの堅牢を崩せず、1-1で終了。開幕からの連勝はともに2でストップした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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