現地時間８月27日、ベルギー１部シント＝トロイデン（STVV）は28日に行なわれるセルクル・ブルージュ戦に臨む選手リストを公開した。

　日本人選手はシュミット・ダニエル、松原后、橋岡大樹、伊藤達哉、そして新加入の林大地と原大智も加わり、６人が招集された。

　ベルント・ホラーバッハ監督はかねてから補強を希望しており、ここ最近発表された日本人選手２人を含む５人の補強に満足しているようだ。現地メディア『VOETBAL belgie』によれば、「指揮官は昨シーズン17ゴールを決めた鈴木優磨やファクンド・コリーディオを欠いたアタッカー陣の戦力不足を嘆いていたが、今は充実している」と伝えている。
 

　また、記者会見では「フロントが私のリクエストを知っていて、努力した結果だと思う。フィールドでより高いレベルに到達できるチームを望んでいて、それは戦力補強で叶えられる部分も大きい」とコメントしたという。

　さらに、一刻も早く新戦力がチームへ馴染む機会を増やすため、代表ウィーク中には親善試合を２回行なう予定だという。田中碧が加入したドイツ２部デュッセルドルフ、そしてウェスターロと対戦するようだ。ただ、週末のC・ブルージュ戦での起用も示唆しており、林と原がベルギーデビューする可能性もあるようだ。

　STVVは現在リーグ16位、リーグ戦は３連敗中と低迷している。新戦力の加入で、浮上できるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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