現地時間８月27日に開催されたラ・リーガ第３節で、久保建英が所属するマジョルカはホームでエスパニョールと対戦。27分にMFダニ・ロドリゲスが決めた１点を守り切り、前節のアラベス戦に続いて１―０で勝利を飾った。

　このゲームで躍動したのが、２試合連続の先発出場で86分までプレーした久保だ。まずは21分、見事なターンでマーカーを振り切って絶妙のスルーパスを供給。FWフェル・ニーニョのシュートがGKディエゴ・ロペスに阻まれ、ゴールにはならなかったとはいえ、絶好機を作り出した。

　この場面以外にも視野の広さを利したパスワークが際立っていた17番は、43分と82分に右サイドから切れ込んで左足で狙う得意の形からシュート。１本はGKの好セーブに阻まれ、もう１本は枠を捉えられなかったものの、惜しいチャンスだった。

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　この日本代表MFの活躍を、現地メディアも絶賛している。スペイン紙『MARCA』は、マッチサマリーの最後に「この島で飛躍的に成長を続けるクボが大活躍」と綴った。

　そして個人採点では、他のチームメイト３人とともに、両チーム最高評価の２点を付与し、「クボとダニ・ロドリゲスがマジョルカの勢いを止めない。圧巻のパフォーマンスだった」と称賛した。

　また『AS』紙も、「ルイス・ガルシア・プラサ監督はクボに助けられた。このレベルでは違いを見せつけることができる」と褒めちぎっている。

　早くも攻撃の中心として振舞っている久保。輝きは増すばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部