久保建英が復帰したマジョルカは、現地８月27日に開催されるラ・リーガ第３節で、同じく昇格組のエスパニョールと対戦する。

　このバルセロナの名門を率いるのは、マジョルカの前指揮官であるビセンテ・モレーノ。久保にとっては、２シーズン前の在籍時に18歳にしてレギュラーに抜擢してくれた恩師でもある。

　マジョルカをよく知る指揮官との対戦を前に、現在チームを率いるルイス・ガルシア・プラサ監督が久保について言及した。現地メディア『futbol fantasy』などが伝えている。

「とても良い、とても良いよ。私はいつも言っている。彼は適応を必要としない新加入選手のひとりだと思う。それが最も重要なことだ」

　日本代表MFについて、そう切り出したルイス・ガルシア監督は、「彼は重要な選手だと思うし、そのパフォーマンスがより重要にするだろう」と続け、「これまでのところは良いプレーをしているが、彼にもっと多くを要求しなければならない。もっと深く敵陣に侵入して、幅広いエリアに顔を出してしてもらいたい」と前節のアラベス戦終了後に語ったのと、同じ課題を指摘した。

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　それでも、「彼に満足しているし、何より私が好きなのは、謙虚さとチームに貢献したいという思いを持っている青年であるということだ」と20歳への印象を述べ、こう締めくくっている。

「彼は他の選手と同じように、プレーで示す必要がある。結局はそれが、選手を重要にするかどうかを決めるものだ。彼はそういう役割を担っており、本人もそれを知っており、チームもそれを知っている。重要な存在であり続けられるかどうかは、パフォーマンス次第。現時点では満足しているよ」

　指揮官の期待に応え、"恩師"の前で恩返し弾を決めることができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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