【J1採点&寸評】清水0-4鹿島|流れを引き寄せた上田の一撃。遠藤はトップ下で輝きが増す

2021年08月26日 前島芳雄

清水――自滅要素もある完敗

【警告】清水=指宿(68分)、藤本(72分) 鹿島=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】上田綺世(鹿島)

[J1第26節]清水0-4鹿島/8月25日/IAIスタジアム日本平

【チーム採点・寸評】
清水 5
入りは悪くなく、サイドチェンジで揺さぶるなど攻守とも狙いはある程度表現できていたが、前線になかなか良い形でボールが入らないのは、受ける側・出す側双方の課題か。ミスやカウンターから失点を重ね、自滅要素もある完敗だった。

【清水|採点・寸評】
GK
37 権田修一 5.5
多くの枠内シュートを打たれたなかでビッグセーブも複数あり、大きなミスはなかったが、距離のあるシュートを2本決められたのは悔しい結果。

DF
4 原 輝綺 5.5
サイドのスペースに開いてロングパスを受けた場面が多く、29分に惜しいシュートを放つなど攻撃面で最も目立つ働きを見せた。ただ数多く放ったクロスからは決定機を作れなかった。

DF
5 ヴァウド 5.5
失点に直接絡んではいないが、組織で守るという面では4失点は減点材料に。攻撃ではFKから1本決定機があったが決めきれなかった。
 
DF
38 井林 章 5.5
つなぎのパスやロングフィードでは持ち味を発揮し、球際でも奮闘したが、結果的に4失点。バイタルエリアのスペースを突かれたのはチームとしても課題に。

DF
7 片山瑛一 5.5
逆サイドからの攻撃が多かったなかでも、ときおりタイミングの良い攻撃参加を見せるなど安定したプレーは継続しているが、相手ペースの中で十分な働きはできなかった。

MF
33 松岡大起 5.5
プレッシャーが厳しいなかでも堅実にボールをさばき、サイドチェンジのパスも冴えて個人としては悪くなかったが、鹿島に持っていかれた流れを覆すことはできなかった。

MF
3 ホナウド 5(76分OUT)
ある程度安定したプレーは見せたが、前線との呼吸が合わずに縦パスは少なかった。危険な位置でボールを奪われて2失点目を献上。
 

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