【J1】川崎の無敗記録がストップ、横浜が勝点1差に迫る!大迫加入の神戸は逆転勝利で3位浮上

2021年08月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

横浜が4連勝、13戦無敗! 川崎は今季26戦目で初黒星。横浜FCが最下位脱出

4連勝の横浜はレオ・セアラが1得点・1アシストの活躍を見せた。写真:サッカーダイジェスト

 J1リーグは8月25日、各地で10試合が行なわれた。首位の川崎フロンターレが敗れ、今季初黒星を喫している。

J1リーグ最新順位表

 川崎は敵地でのアビスパ福岡戦に臨んだが、1点が遠く66分には福岡のジョルディ・クルークスに左足でカーブをかけた鮮やかな一発を決められ、リードを許してしまう。その後反撃するも、ネットを揺らせず、0‐1でタイムアップ。川崎が今季26試合目で初黒星を喫した。昨季からの無敗記録は30でストップしている。

 2位の横浜F・マリノスも敵地で3位のサガン鳥栖戦に臨んだ。横浜は41分、前田大然の今季14点目で先制すると、後半もレオ・セアラ、水沼宏太、仲川輝人が追加点を挙げ、鳥栖を4‐0で退けている。横浜は勝点を62とし、同63の川崎にわずか1ポイント差と迫った。鳥栖は6位に後退している。

 鳥栖に代わって3位に浮上したのは、大迫勇也、ボージャン・クルキッチ、武藤嘉紀が加入したヴィッセル神戸だ。敵地での大分トリニータ戦で、さっそく大迫が先発した神戸だが、開始2分に先制を許してしまう。しかし、9分に酒井高徳のゴールで追いつくと、前半終了間際にはアンドレス・イニエスタが逆転弾。さらに後半終了間際にも菊池流帆が決めて神戸が3‐1と逆転勝ちを収めている。神戸は勝点47とした。

 4位には名古屋グランパス、5位に鹿島アントラーズが浮上。名古屋は稲垣祥の2ゴールによって、アウェーでの北海道コンサドーレ札幌戦を制した。鹿島は上田綺世の先制弾を皮切りに4ゴールで清水エスパルスに快勝している。

 前節まで最下位の横浜FCはホームでガンバ大阪と対戦。横浜FCはアルトゥール・シルバのゴールで先制すると、いったんは追いつかれるものの、終盤の80分にフェリペ・ヴィゼウの得点で逆転する。さらに後半アディショナルタイムには安永玲央の追加点で3-1とG大阪を下した。横浜FCは、大分をかわして17位に浮上している。

 また、浦和はユンカーの今季8ゴール目が決勝点となり、ホームでのサンフレッチェ広島戦に勝利。勝点を44とし、7位につけている。その他、FC東京がベガルタ仙台に2-1、湘南ベルマーレがセレッソ大阪に5-1、柏レイソルが徳島ヴォルティスに1-0と、それぞれ敵地で勝利を挙げている。
 
 J1・26節の結果は以下の通り。

札幌0-2名古屋
仙台1-2FC東京
浦和1-0広島
横浜FC3-1G大阪
清水0-4鹿島
福岡1-0川崎
鳥栖0-4横浜
大分1-3神戸
C大阪1-5湘南
徳島0-1柏

構成●サッカーダイジェストWeb
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事