「この日本人は類稀な才能を持っている」久保建英の適応力に現地メディアも驚き! 保有元マドリーから課された“宿題”とは?

2021年08月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「マドリーの扉をノックする」

復帰したマジョルカで即座にフィットしている久保。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

 2シーズンぶりにマジョルカに復帰した久保建英は、ベティスとの開幕戦で61分から途中出場を果たすと、続くアラベス戦では先発して88分までプレー。共闘した経験のある選手も少なくないだけに、早くもチームに溶け込んでいる。

 3年目の武者修行に出した保有元のレアル・マドリー側も、その動向を注視しているようだ。マドリーの専門メディア『Defensa Central』は、「クボはマジョルカで自分を好きになり始め、マドリーの扉をノックする。彼はゴールだけが必要だ」と題した記事を掲載。次のように伝えている。

「このMFは、昨シーズンのビジャレアルとヘタフェでは最高のバージョンを手に入れることができず、競争を継続できなかったが、新天地で非常に満足している。マジョルカでは、クボの適応は非常に速く、彼のパフォーマンスは良好で生産的だ」
 
【動画】久保建英が復帰後初スタメン!アラベス戦の模様はこちら
 
 さらに、「この日本人は類稀な才能を持っており、彼の見事なプレーはすでにマジョルカでデモンストレーションされている。リーガに革命を起こし、クラブでの夢を実現するために、監督の信頼を得る必要がある」と綴り、マドリーサイドが久保のプレーを逐一チェックしていると報道。マドリーが与えた"宿題"として、次の点を指摘している。

「クボがプレーを改善して、キープレーヤーになることができるように、彼らはすでに宿題を与えている。マジョルカの監督であるルイス・ガルシア・プラサは、彼にもっと決定的な仕事をするように求めた。このMFは、ゴールを奪うことに問題があるので、マジョルカでは、欠点を解決するために、敵陣深くまでもっと侵入してほしいと思っている」

 マジョルカで主力としてプレーできるかどうかは、ゴールやアシストなど目に見える結果を残せるかに懸かっている。ひいてはそれが、マドリー復帰に繋がるはずだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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