トッテナムがアリのPK弾で連勝発進!渦中のケインは72分から途中出場

2021年08月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

開始9分のゴールを守り切る

ウルブス戦で先制点を奪ったアリ(20番)。(C)Getty Images

 現地時間8月22日に行なわれたプレミアリーグ第2節で、ウォルバーハンプトンとトッテナムが、前者の本拠地モリノーで激突した。マンチェスター・シティへの移籍が取り沙汰されるスパーズの主砲ケインは、今シーズン初めてベンチ入りを果たした。

 試合は開始9分、いきなり動く。GKジョゼ・サに倒されてPKを獲得したアリが、自らゴール右に流し込んだ。昨シーズンはリーグ戦ノーゴールに終わったイングランド代表MFの一発で、アウェーのトッテナムが先制に成功する。

 ビハインドを負ったウォルバーハンプトンは19分、自陣からのロングパスに反応したヒメネスが、相手DFサンチェスと入れ替わる形で抜け出し、ペナルティエリア内から左足でシュート。しかし、上手くミートすることができない。

 さらに27分にも、トラオレのフィジカルを活かした強引な突破から、最後はヒメネスが右足を振り抜くが、シュートはわずかにクロスバーの上を越えてしまう。

 先制以降は押され気味だったアウェーチームは、37分に久々のチャンス。ルーカスのふわりとしたパスをエリア内で受けたベルフバインが、中央でフリーのアリへラストパスを送るが、わずかに後ろに流れ繋がらず。絶好機をモノにすることはできない。前半を1-0で終える。
 
 後半に入ってもペースを握るウォルバーハンプトンは、61分に決定機が到来。1本の縦パスから、トラオレがGKロリスと1対1となるが、フランス代表守護神の好守に阻まれる。

 トッテナムは65分、ベルフバインのシュートのこぼれ球に反応したソン・フンミンが、ペナルティエリア内で右足の強烈なシュート。これはジョゼ・サに弾かれ、今度は左足を振り抜くが、相手DFの決死のブロックに阻まれてしまう。

 迎えた72分にはソン・フンミンに代え、渦中のケインを起用。すると81分、ベルフバインからペナルティエリア左でラストパスを受けたケインは右足でフィニッシュするが、ジョゼ・サのビッグセーブに遭い、絶好機を逃してしまう。

 結局、試合はこのまま1-0で終了。ヌーノ新監督が昨シーズンまで率いていたウォルバーハンプトンに辛勝したトッテナムが、シティを撃破した開幕戦に続き、連勝を収めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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