アラベス原大智はベルギー1部シント=トロイデンで武者修行へ? 現地紙が報じる

2021年08月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

STVVの7人目の選手に?

アラベスに加入した原だが、これまで出番は与えられていない。(C)Getty Images

 現地時間8月22日、ラ・リーガのアラベスに所属する原大智が、ベルギー1部シント=トロイデン(STVV)に加入する見込みだと現地紙『Het Belang van Limburg』が伝えた。

 原は、今夏にクロアチア1部NKイストラからアラベスに加入。しかしこれまで出番は与えられておらず、ハビエル・カジェハ監督もレンタルでの放出を示唆していた。

 その行き先は、日本人選手が6人所属するベルギーのSTVVとなる可能性が浮上している。同紙は、「ダイチ・ハヤシに続いて2人目のストライカーがやってくるようだ」と伝えている。
 

「スペインのアラベスからタイチ・ハラがチームに加わるようだ。191cmの22歳で、月曜日でSTVVでメディカルチェックを受けた後、複数年にわたる契約を結ぶ見込みのようだ」

 STVVには現在、先日加入が発表された林大地のほか、シュミット・ダニエル、松原后、橋岡大樹、伊藤達哉、そして鈴木優磨が所属している。だが、鈴木は今夏の移籍を希望しており、チームの公式戦には帯同していない。

 ベルギー・リーグはすでに5試合を消化したが、STVVは直近のリーグ戦で3連敗と低調が続いている。ベルント・ホラーバッハ監督は常々前線の補強の必要性を述べていることから、大型ストライカーの補強は願ったり叶ったりだろう。今後の動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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