「こんなミスをするGKは見たことがない」バルサ守護神にスペイン人記者が辛辣批判!「疑念がチームメイトに伝染」

2021年08月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

テア・シュテーゲンは故障中

ビルバオ戦で不安定なパフォーマンスに終始したネト。(C)Getty Images

 現地時間8月21日に行なわれたラ・リーガ第2節、バルセロナがアスレティック・ビルバオのホームに乗り込んだ一戦は、1-1のドローに終わった。

 70分に新戦力メンフィス・デパイの鮮やかな同点ゴールで追いついたとはいえ、とりわけ前半はビルバオのハイプレスに苦しみ、次々にピンチを招いたバルサ。不安定な守備の原因のひとつになっていたのが、GKネトのパフォーマンスだ。

 飛び出しの判断が遅れてシュートを浴びれば、ビルドアップのミスで決定機を作られるなど、故障中の正守護神マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンとの安定感の違いは明らかだった。

【動画】GKネトの飛び出しが遅れ、大ピンチを招いたシーン
 
 スペイン紙『MARCA』によれば、バルセロナのラジオ局『Cadena SER』のジョルディ・マルティ記者は、「こんなに短時間でネトのようにミスを犯すGKを見たことがない」と酷評。信頼感を与えられなかったことが、チームメイトに影響したと指摘している。

「ネトのキックのミスと、それによる疑念がチームの他のメンバーに感染した。ディフェンス陣のミスは、彼らの(ネトに対する)疑念を示していた」

 リオネル・メッシの退団はもちろんだが、正GKの不在もバルサに小さくない影響を与えていることが、この一戦で明らかになってしまった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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