８月18日、セルティックはヨーロッパリーグ（EL）の予選プレーオフ第１レグでAZと対戦し、ホームで２-０と勝利した。前半12分に古橋亨梧が公式戦６試合で６点目となるゴールで先制し、後半に追加点を挙げて先勝している。

　好調を続ける古橋への賛辞は絶えない。スコットランド紙『Daily Record』によると、アンジェ・ポステコグルー監督は「キョウゴはいつも相手の脅威になる」と称賛した。

「彼はコンスタントに相手のゴールエリアを見るし、相手のDFを背負ってくれる。今夜は守備も見事だった」

　ただ、称賛されているのは古橋だけではない。就任時に懐疑的な見方も少なくなかったポステコグルーに対する賛辞も相次いでいる。

『FOX Sports』は「ポステコグルーの速いスピードのスタイルは、グラスゴーに新鮮な空気をもたらしている」「サポーターがもっとと望むような魅力的なミックスを生み出した」と報じた。

　現役時代にリバプールで活躍し、セルティックで指揮も執ったジョン・バーンズは、『The Scottish Sun』で「セルティックにとってベストチョイスかもしれないと思う」と称賛している。

「とにかく仕事に取り組み、結果で語ろうとする監督のようだ。まさに今のセルティックに必要なことだね。セルティックでアンジェは素晴らしい仕事をすると信じている。選手たちは彼をリスペクトするだろう。まだシーズン序盤で、アンジェに時間を与えなければいけない。クラブ、選手、ファンが彼を支えなければいけないよ」

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　コラムニストのショーン・マクドナルドは、『The Celtic Way』でポステコグルーがセルティックの監督に就任したことは「信じられないような思いがけない幸運」と評した。

「何か月もエディ・ハウが来ると期待し、そのバブルが弾けて、最悪を恐れた。だが今、彼が指揮を執っているという幸運に感謝している」

「国内外における最近のわれわれのプレー水準は、見ていて楽しいものだ。自由に流れるようで、予測不可能であり、エキサイティングなサッカーで、たくさんのゴールが決まっている」

　チャンピオンズ・リーグ予選敗退、リーグ開幕戦で黒星と、船出こそ厳しい結果となったものの、その後は調子を上げているセルティック。古橋とポステコグルーは、このまま勢いを保てるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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