ロシアからの興味が伝えられる
今シーズン初ゴールを決めたルーベン戦後、“残留宣言”をした伊東。 (C)Getty Images
現地時間8月14日に行なわれたベルギー・リーグ第4節のルーベン戦で今シーズンの初ゴールを奪ったのが、ヘンクの伊東純也だ。
2点リードで迎えた78分、右サイドでボールを持つと、なんと3選手とワンツーを繰り返し、左足の正確なシュートで鮮やかなフィニッシュ。4-0の大勝に貢献してみせた。
ベルギー・メディア『Voetbalprimeur』は、見事な連係から決まったこの鮮烈な一撃を、「美しいゴールを目撃した。ジュンヤ・イトウのトリプルワンツーは本当にしゃぶり尽くしたいほど素晴らしかった」と絶賛している。
【動画】「美しいゴール」と現地メディア激賞! 伊東純也が決めた3連続ワンツーからの鮮烈弾
その伊東は、直近でもロシアからの興味が伝えられ、またチャンピオンズ・リーグの予選で敗れたこともあって、去就が注目されていた。だが、本人はヘンクを出ていくつもりは更々ないようだ。ルーベン戦後、次のように語っている。
「今のところ、ヘンクの選手であり続ける。素晴らしいチームにいて、この街とサポーターが大好きなんだ。それに、僕と(ポール)オヌアチュと(テオ)ボンゴンダは、ベルギーで最も攻撃的なトリオだと思う。なのに、なぜ出て行くんだい?」
この"残留宣言"について、『Voetbalkrant』は「ヘンクのファンを安心させた」と伝えている。
昨シーズンは得点もアシストも二桁を記録するなど、キャリアハイのパフォーマンスを披露した伊東。この快足アタッカーの残留に、ヘンクのファンは胸をなで下ろしていることだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部