開幕節の大一番で生まれたファインゴールに母国も沸いている。

　現地時間８月15日に行なわれたプレミアリーグの第１節で、トッテナムは、王者マンチェスター・シティとホームで対戦。下馬評を覆して１-０で勝利し、好スタートを切った。

　シティへの移籍が取り沙汰されている主砲ハリー・ケインがメンバー外となったこの一戦でヒーローとなったのが、韓国代表FWソン・フンミンだ。スコアレスで迎えた55分、自陣ゴール前のカウンターから右サイドでパスを受けると、ドリブルで持ち込んでエリア外から左足を一閃。強烈なシュートを突き刺してみせた。

【動画】左足で強烈なゴラッソ！ソン・フンミンがシティ戦で決めた衝撃弾はこちら

　この衝撃の一撃を韓国のメディアも興奮気味に伝えている。『Sportal Korea』は、「ソンの黄金の左足ショット」と見出しを打ち、「（ケインが退団しても）彼のワントップが解決策になることを証明してみせた」と綴った。

　また、「シティキラー」ぶりにも注目。これで14試合・７ゴールで、トッテナム・ホットスパー・スタジアムでは４試合すべてで１得点を挙げているとし、「（ジョゼップ）グアルディオラ監督に恐怖を抱かせた」と伝えている。

　また、『InterFootball』が「ソンが開幕戦から英雄になった」と報じれば、『OSEN』は「キング・オブ・キングスであること証明した」と称賛している。

「ソン・フンミンの活躍はケインの不在を払拭した。昨シーズンのプレミアリーグ王者シティを相手に、トッテナムは明らかに生まれ変わったパフォーマンスを披露した。もちろん、その中心にいたのはソン・フンミンだ」

　トッテナムのファンだけでなく母国も熱狂させたソン・フンミン。ケインがいなくなっても、スパーズにはこの男がいる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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