柏×川崎の“0-0”に韓国メディアも注目! 両軍の守護神が奮闘、「7つのセーブを記録」「安定した処理」

2021年08月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「韓国代表出身の守護神が出る試合として注目を集めた」

柏対川崎は0-0のドロー決着。前者のキム・スンギュ(右)、後者のチョン・ソンリョン(左)と、両チームの守護神が奮闘を見せ、それぞれ勝点1獲得に貢献した。写真:田中研治

 J1リーグ第24節の柏レイソル対川崎フロンターレの一戦が8月14日に行なわれ、試合は0-0のスコアレスドローで終わった。

 下位に沈む柏は、首位を走る川崎を相手に貴重な勝点1を奪取。川崎は連勝が4でストップも、開幕から続く無敗をキープした。
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 ひとつのゴールも生まれなかったゲームは、ある意味、両チームのGKが奮起した側面も持つ。韓国メディア『InterFootball』は「キム・スンギュvsチョン・ソンリョン」と、両チームのGKを対決させる形で見出しを打ち、「韓国代表出身の守護神が出る試合として注目を集めた」と綴り、試合を伝えている。

「柏対川崎は0-0の引き分けに。柏は勝点24で14位、川崎は勝点62で首位の座を守った」と結果について触れつつ、「柏は危機に直面。後半の16分に(上島)拓巳が二枚目のイエローカードを受けて退場となり、数的不利に。川崎は(遠野)大弥、(橘田)健人、そして(車屋)紳太郎と次々と交代カードを切って得点を狙ったが、結局は実を結ばなかった」と記した。
 
 そして両チームの守護神については「柏のキム・スンギュは、なんと7つのセーブを記録し、相手の攻撃を凌いだ。川崎のチョン・ソンリョンは安定した処理で失点しなかった」と、その奮闘ぶりを評価した。

 Jリーグではこのふたりのほか、セレッソ大阪ではキム・ジンヒョンがレギュラーを張り、鹿島アントラーズのクォン・スンテはサブに控えるも献身的な姿勢でチームを下支えするなど、今季も韓国人GKが際立つ存在感を放っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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