「優勝したことがないくせに」D・ルイスが自身を批判した元英代表に皮肉! アーセナルと袂を分かった理由も明かす

2021年08月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「脳がフリーズしている」と辛辣な批判を…

アーセナルを退団し、現在はフリーとなっているD・ルイス。(C)Getty Images

 先達の意見は貴重だ。ただ、往年の名選手による厳しい言葉に、現役選手が納得しないケースも少なくない。トロフィーを手にしたことのある者なら、なおさらだ。

 昨シーズンまでアーセナルでプレーしたダビド・ルイスが、元イングランド代表のジェイミー・キャラガーからの批判に"反論"した。英紙『Daily Mail』が伝えている。

 かつてキャラガーから「脳がフリーズしている」「マイナスの存在」と評されたD・ルイスは、「面白いよね。一部の人はプレミアリーグでの勝ち方を話すけど、彼らは優勝したことがないんだから」と、リーグ優勝経験のないキャラガーについて辛辣に語った。

「彼らは『この選手はこのリーグに向いていない』と言う。でも、僕はリーグ優勝した。これらの人たちは、過去を忘れてしまっているんだ。『ダビドは決して勝てない選手だ。彼では勝てない』とは言えないはずだよ。事実じゃないからね!フェイクではなく、本当のことに基づく意見を言うべきだ」
 
 また、D・ルイスはアーセナル退団について、「双方で別れようと決めた」と振り返っている。

「僕は2年のために来た。何かを勝ち取ることが目的だった。それは(FAカップとコミュニティーシールドで)達成した。今、クラブには長期的な異なるプロジェクトがあると思う。彼らの考えは異なるんだ。僕はできるだけすぐに勝って、勝って、勝ちたいんだよ」

 現在フリーのベテランは、今後について「クラブの野心だよ。これまでのオファーは心に触れなかった。僕は高いレベルでとどまりたい。おそらくそれはプレミアリーグだろう」と話している。

「今は毎日トレーニングしているよ。僕はプレッシャーを望んでいるんだ。タイトルを競いたい。毎週勝たなければいけないという感覚が欲しいんだ。僕がサッカーをしてきた理由、そして今もプレーする理由がそれだ。僕は生きていると感じたいんだよ」

 野心的なD・ルイスは、どのような決断を下すのだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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