１年間フル稼働した18歳は、バルセロナでもう既に次のシーズンへの準備を進めているようだ。英紙『Daily Mail』が８月12日付けで報じている。

　ペドリは昨シーズン、加入１年目ながら、瞬く間に主軸へとのし上がり、攻撃の潤滑油として存在感を発揮。公式戦52試合に出場した。さらに、シーズン終了後には、スペイン代表としてEUROと東京五輪でプレーしたのだ。

　結果、2020-21シーズンでは全ての活動を合わせ、73試合に出場。累計プレー時間は4996分にも及ぶ。
 

　さぞかし疲労が溜まっていると思いきや、なんと東京で銀メダルを獲得したわずか５日後に、バルサの練習に復帰したのだ。『Daily Mail』は、今週末のレアル・ソシエダとのリーグ開幕戦に、出場する可能性があるとも伝えている。

　ほぼぶっ通しのシーズンを送っただけに、周りからも休養不足と心配の声が聞こえてくるが、当の本人は全く意に介していないようだ。地元カタルーニャのラジオのインタビューで「燃え尽き症候群の心配はないか」と質問されると、「楽しむようにしているよ。足は問題ない。休日？バルサに言われた通りにするよ」とあっけらかんに答えている。

　休むことなくシーズンを完走し、すぐさま新シーズンに挑むペドリ。クラブの顔だったリオネル・メッシが退団したことで、求められるものも多くなるなかで、"至宝"がパンクしてしまわないことを祈るばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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