「UEFAが排除した」CLの新イントロクリップからマドリー、バルサ、ユーベが消える! ESL参戦クラブへの“仕打ち”に現地騒然

2021年08月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「以前は一度もなかった」とスペイン紙が報道

新シーズン用のCLクリップが話題を集めている。(C)Getty Images

 話題となっているのが、新たに公開された2021-22シーズンのチャンピオンズ・リーグ(CL)のイントロ映像だ。

 お馴染みのアンセムに合わせて流れる映像に、レアル・マドリー、バルセロナ、ユベントスの3チームが登場しなかったのだ。

 スペイン紙『AS』が、「UEFAがレアル・マドリー、バルセロナ、ユベントスを削除した。公開された新しいCLのイントロに出てこなかった。以前は一度もなかったことだ。おそらくスーパーリーグだろう」と報じるなど、この"仕打ち"は現地で注目されている。

 周知の通り、4月に突如として発表された欧州スーパーリーグ構想は、FIFAやUEFA、ファンや識者の痛烈な批判を浴び、わずか3日で頓挫。参加予定の12クラブのうち、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、リバプール、チェルシー、アーセナル、トッテナム、インテル、ミラン、アトレティコ・マドリーの9チームは撤退を発表し、謝罪に追い込まれた。

【動画】現地騒然!マドリー、バルサ、ユーベが消えた話題の新CLイントロをチェック
 だが、マドリー、バルサ、ユーベの3チームは、欧州司法裁判所がUEFAの懲戒処分を撤回する決定を下したことを後ろ盾に、計画を廃止する意思がないことを発表している。

 あくまで憶測の域を出ないが、UEFAが意図的に排除したというのが現地メディアの見解だ。このビデオクリップひとつを取っても、UEFAと3チームの遺恨は根深いと言わざるを得ないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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