鹿島の白崎凌兵が鳥栖へ期限付き移籍。「絶対に帰ってくるんだよ!!」「何故連日…」ファンも複雑な胸中

2021年08月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

鹿島と鳥栖は37節で対戦

「もっと成長したい」との想いから移籍を決断したという白崎。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 鹿島アントラーズは8月11日、MF白崎凌兵がサガン鳥栖に期限付き移籍することを発表した。

 2012年に山梨学院高から清水エスパルスに入団し、プロキャリアをスタートさせた白崎は、カターレ富山へのレンタル移籍などを経て2019年に清水から鹿島に加入。初年度は25試合に出場した。しかし、昨季は負傷離脱もあり、9試合の出場。今季は23試合中、17試合に出場しているものの、出場時間は半分に満たない865分に留まっていた。

 白崎は、鹿島の公式ホームページで以下のようにコメントを発表した。

「自分の力をピッチで示すため、環境を変えることでプロサッカー選手としてもっと成長したいという思いから、移籍を決めました。このクラブで学んだプロとしての姿勢をいつも大切にし、またカシマスタジアムでレベルアップした姿を見せられるよう、全力で戦ってきたいと思います」

 また、新天地の鳥栖では以下のように意気込みを明かしている。

「鹿島アントラーズから加わることになりました白崎凌兵です。サガン鳥栖の勝利のために自分の全てを出して戦います。応援よろしくお願いします!」
 
 この一報を伝えた鹿島の公式ツイッターには、サポーターから以下のようなコメントが寄せられている。

「小泉選手ですら痛いし、悲しいのに。。。」
「安西と白崎の共存が見たかった」
「全力でプレーする姿に胸打たれて今までで1番好きになったのが白崎選手です」
「こんな【お知らせ】が続いてやっぱり気持ちが落ち込む」
「レベルアップして戻ってくるの楽しみにしてる!しらさん、がんばって」
「絶対に帰ってくるんだよ!!」

 前日の小泉慶移籍に続き、3ポイント差で上位に位置する鳥栖への移籍に「同一リーグの上位チームに何故連日補強してやるのか??」「鳥栖をそんなに強くしてどうするのよ」など不安に思う声も寄せられている。

 鹿島は11月27日の37節で鳥栖との対戦を残している。なお白崎は、2021シーズンにおいて鹿島と対戦するすべての公式戦に出場できない契約となっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事