【J1採点&寸評】神戸1-2柏|クリスティアーノは堅守速攻の要として君臨。勝者の指揮官は見事な采配

2021年08月10日 白井邦彦

神戸――窮地を救う場面が多かった菊池

【警告】神戸=サンペール(58分) 柏=椎橋(89分)、上島(90+7分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】クリスティアーノ(柏)

[J1第23節]神戸1-2柏/8月9日/ノエビアスタジアム神戸

【チーム採点・寸評】
神戸 6
前半はシュート1本と苦戦。後半はリズムをつかんだが、先制点を相手に献上してしまう。小田のゴールですぐに同点に追いついたが、終了間際に勝ち越し点を許し万事休す。

【神戸|採点・寸評】
GK
1 飯倉大樹 6.5
31分と38分にハウルのシュートを、55分にはサントスの強烈ミドルを阻止。好セーブ連発も勝点3には結び付かず。

DF 
2 酒井高徳 5.5
23分には椎橋の厳しいプレスを受けてパスミス。そこから相手に決定機を作られた。三丸には何度も効果的なクロスを許した。

DF
1 菊池流帆 6.5
41分には椎橋のヘディングシュート、51分には武藤のシュートをブロック。守備面でチームの窮地を救う場面が多かった。
 
DF
4 トーマス・フェルマーレン 6.5
ハウルにうまく対応しながら、2列目から飛び込んで来るクリスティアーノや高橋峻にも反応。安定した守備を見せた。

DF
19 初瀬 亮 6
前半は高橋峻の厳しいプレスに苦戦。だが、後半は持ち味の攻撃力を発揮。60分には正確なクロスで山口の決定機も演出。

MF
6 セルジ・サンペール 5.5
前半はペドロと武藤の厳しいマークに苦しんだ。後半はヒシャルジソンに対するファウルでイエロー。警告累積で次節は出場停止に。
 

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