「自分の力不足」吉田麻也がメキシコ戦3失点に猛省。U-24代表の総評は?「仲が良いなかでも…」【東京五輪】

2021年08月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ダメな部分がストレートに出てしまった」

キャプテンとして全試合に出場し、最後尾からチームを支えた吉田。メキシコ戦の自身のプレーについては…。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 U-24日本代表は8月6日、東京オリンピックの3位決定戦でU-24メキシコ代表と対戦し、1-3で敗戦。あと一歩のところでメダルを逃した。

 ここまで大会の全6試合にキャプテンとして出場し、最後尾からチームを支えてきた吉田麻也は、3失点を喫したメキシコ戦での守備について、「自分の力不足」と猛省した。

「セットプレーの脅威は1試合目(グループステージのメキシコ戦)から分かっていましたし、そこが防げなかったのは痛い。立ち上がりに失点してしまったのも痛いですし、ダメな部分がストレートに出てしまった。良い選手は同じことを繰り返さないと思いますし、自分の力不足かなと思います」
 
 金メダルを目指して長い時間をともに過ごしてきたU-24日本代表の面々については、「ポテンシャルはある。仲が良いなかでも厳しく追及できるチーム」と評価。そのうえで、自国開催の五輪が終わったが「立ち止まっている時間はない」と語尾を強めた。

「やっぱりこれからの活躍が大事だと思うので、どれだけの選手がワールドカップに残っているか。どれだけの選手が主力で残っているか。そこが一番大事かなと思います」

 酒井宏樹、遠藤航とともにオーバーエイジ枠としてチームに合流してから約1か月。最後のゲームに勝利して目に見えるメダルという結果は残せなかった。それでも吉田は、「悔しいですけど、出し切りました。また進むしかないですね」とすでに先を見つめていた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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