ケヴィン・マスカット新監督初勝利!横浜がG大阪を下し首位を追走。新加入杉本健勇もデビュー

2021年08月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

両チーム新戦力が登場

エウベルが貴重な先制弾!2点目は幻となるが、チームの勝利に貢献した。写真:田中研治

 Jリーグは8月6日、延期されていた第6節の1試合を開催。パナソニックスタジアム吹田で行なわれたガンバ大阪と横浜F・マリノスの一戦は、3-1でアウェーの後者が勝利を収めた。

 ホームのG大阪は、3日前のベガルタ仙台戦から5選手を変更。今夏に水戸ホーリーホックから加入したDF柳澤亘を先発で起用した。

 一方の横浜は、 松田直樹氏の命日に喪章をつけて戦った。約1か月ぶりの公式戦でケヴィン・マスカット新監督がベンチ入りし指揮を執った。

 試合は前半からトラブル。15分に先発したG大阪のウェリントン・シウバが足を痛めパトリックと交代。すると28分の宇佐美貴史の強烈なミドルシュートからパトリックがこぼれ球を狙う。

 しかし32分、先手を奪ったのはアウェーの横浜だった。レオ・セアラのポストプレーから走り込んだエウベルが右足を振り抜き、強烈なシュートがポストにあたりネットに吸い込まれた。

 さらに後半立ち上がりにマルコス・ジュニオールが追加点決める。レオ・セアラの突破は相手DFの昌子源に防がれるものの、こぼれ球に反応し、48分に横浜がリードを2点に広げる。

 直後にエウベルがネットを揺らすものの、これはVARチェックの末、オフサイドの判定に。
 
 一方のG大阪も一瞬の隙を見逃さず反撃。投入されたレアンドロ・ペレイラの突破でPKを獲得すると、自ら冷静に決めて1点を返す。

 その後、藤春廣輝、小野裕二、井手口陽介、チアゴ・アウベスらを投入し反撃を試みるも。

 横浜も松原健、天野純、扇原貴宏、水沼宏太らのほか、浦和レッズから加入した杉本健勇も投入。74分には交代出場の水沼がCKからヘディングシュートを決め、74分にリードを広げる。

 終盤、宇佐美からのボールをパトリックが押し込みアディショナルタイムにG大阪が1点差に追い上げるものの、反撃もここまで。2-3でタイムアップを迎えた。

 この結果、他チームとおなじ消化試合22としたG大阪は勝点26と変わらず、ケヴィン・マスカット新監督に初勝利をプレゼントした横浜は3ポイントを積み上げ、同49とした。

 8月9日の次戦、両チームアウェーで戦う。G大阪は徳島と、横浜は清水と激突する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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