「神戸への移籍が目前に迫っている」。大迫勇也の日本復帰は秒読みか。独メディアが報じる

2021年08月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

近年はMFでの起用が続く

昨季はリーグ戦ノーゴールに終わるなど、クラブで苦戦を強いられている大迫。7年ぶりに日本復帰となるのだろうか。(C)Getty Images

 ドイツ2部ヴェルダー・ブレーメン所属の大迫勇也の日本復帰の可能性が高まっている。現地の複数メディアが報じている。

 全国高校サッカー選手権で、1大会最多の10ゴールを挙げ、一躍その名を轟かせた大迫は、2009年に鳴り物入りで鹿島アントラーズへ入団。すると1年目からコンスタントに出場を重ね、瞬く間に常勝軍団の主翼のひとりへと成長した。その後、2013-14シーズンの冬にドイツ2部1860ミュンヘンで海外デビューを果たし、翌シーズンからは同1部ケルンで4年に渡りプレー。ブレーメンには2018-19シーズンから籍を置いていた。

 ただ、近年は本来のFWではないMFでの起用も多く、思うように結果を残せず。昨季は屈辱のリーグ戦ノーゴールに終わり、チームも41年ぶりの2部降格に。退団濃厚とも言われるなかで、『Bild』は「オオサコが日本へ出発」と題し、31歳の最新の動向をこう伝えている。
 
「ユウヤ・オオサコがヴェルダー・ブレーメンを離れ、母国の日本に戻ることになったようだ。49キャップを誇る国際的な選手は、ヴィッセル神戸との契約を控えており、すでにチームメイトに別れを告げている。移籍先は近日中に発表される予定だ。木曜日の午後、ヴェルダーはオオサコが内転筋の問題により、7日に行なわれるオスナブリュクとのカップ戦に出場できないと、移籍をごまかすためか発表していた」

 また、『kicker』も同様に、日本代表FWの去就を説明している。

「彼はすでにチームに別れを告げ、母国日本のヴィッセル神戸への移籍が目前に迫っていると言われている。開幕から2試合連続で先発に名を連ね、現在は内転筋を痛めている31歳のアタッカーがすぐに離脱となれば、マルクス・アンファング監督の人事計画にさらなる打撃を与えることになる。2022年まで契約が残っているオオサコは、1860ミュンヘン、ケルンでのプレーを経て、2018年にヴェルダーにやってきて、その間にブンデスリーガ73試合(11ゴール、5アシスト)に出場している」

"半端ない男"は、7年ぶりに母国凱旋となるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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