衝撃のニュースが飛び込んできた。

　現地時間８月５日、不世出のスーパースター、リオネル・メッシが少年時代から過ごし、そのプロキャリアを一筋に歩んできたバルセロナを退団すると発表されたのだ。アルゼンチン代表FWとバルサの契約は2021年６月末に満了。しかし、両者ともに残留することで合意しており、新たに５年契約を結ぶと報じられていただけに、衝撃は大きい。

　クラブはラ・リーガの規定にあるサラリーキャップ問題をクリアすることができなかったと説明。公式HPでは「クラブと選手が合意に達し、新たな契約を締結するという明確な意思があったにもかかわらず、ラ・リーガの定める経済的・構造的な障害のために実現できなかった」として、規定上の手続きが叶わなかったと説明している。

"大事件"は、SNS上でも話題沸騰。第一報を届けたクラブの公式ツイッターの投稿は、ファンの驚きの声で溢れている。
 

「間違いなくサッカーの一時代が終わった」
「こんな日が来るなんて」
「私はまだ信じてない。悪夢だと言ってくれ」
「バルサの選手ではないメッシを想像するのは難しすぎる」
「こんな終わり方でいいの？まじで悲しいわ」
「あらゆる種類の痛みを知っていると思っていた…今日までは」
「本意ではなくリーガの制度のために退団とは悲しすぎる」
「せっかくアグエロ来たのに」
「スポーツ界で最も悲しい日」

　メッシは13歳で下部組織に入団し、17歳でトップチームでデビューして以降、公式戦778試合で672ゴールを記録。10度のリーグと、４度のチャンピオンズ・リーグをはじめ、獲得したタイトルの数は35にものぼる。ただ、世界で類を見ない、ワンクラブマンの物語はこれにて終了。34歳にして始まる第二章の舞台は、一体どこになるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】"稀代のスーパースター"リオネル・メッシ！輝かしいキャリアを写真で振り返り！

【PHOTO】現地番記者が選ぶ「過去20年のバルサ・レジェンドTOP10」を厳選ショットで振り返り！