「あの頃共に闘った麻也くんと宏樹が――」大津祐樹、メダル獲得に挑む“戦友”を激励【東京五輪】

2021年08月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「自分たちが取れなかったメダルを取って欲しい」

ロンドン五輪でともに戦った吉田(中央)や酒井(右)らがオーバーエイジとして参戦するU-24日本代表に、大津(7番)がエールを送った。(C)Getty Images

 8月6日、U-24日本代表は銅メダルをかけて、U-24キシコ代表と東京五輪の3位決定戦に挑む。

 日本が3位決定戦の舞台に立つのは2大会ぶりのこと。2012年のロンドン五輪。相手は宿敵韓国。結果は0-2の敗戦。1968年のメキシコ五輪以来となるメダル獲得はならなかった。

 ロンドン五輪で無念を味わったひとり、大津祐樹が5日に自身のインスタグラムを更新。当時のこと、そしてヤングジャパンと"戦友"にエールを綴った。

「あれから9年。人生のすべてが終わったかのような悔しさ。今までのサッカー人生の中でも1番であろう悔しさを経験した。そして、あの頃共に闘った麻也くんと宏樹がピッチに立って闘ってる。一昨日も素晴らしい試合を見せてくれた。最後に自分たちが取れなかったメダルを取って欲しい。心から応援しています」
 
 この投稿に対し、酒井宏樹が「おーつくんありがとう。頑張ります」と返せば、同じ"ロンドン組"の清武弘嗣も「間違いない!応援しよ!」と応じる。

 初の決勝進出をかけたスペインとの準決勝は、延長戦の末、0-1の惜敗。悲願の"金"には届かなかった。だがメダル獲得のチャンスは残されている。

 メキシコとはグループステージ第2節で対戦し、日本は久保建英と堂安律のゴールで2-1と勝利している。苦手意識はないはず。"再戦"でもきっちりと勝ち切り、応援してくれるすべての人たちにメダルを届けたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【関連フォト】メダルまであと一歩まで迫ったロンドン五輪。「人生のすべてが終わったかのような悔しさ」と大津が当時を回想

【五輪代表PHOTO】銅メダルを懸けてメキシコと再戦!決戦を前に、最終調整に臨んだ日本代表!

【五輪代表PHOTO】3位決定戦のメキシコとの対決に向け再始動!猛烈な暑さの中、三笘・冨安らがはつらつとしたプレーを披露!
 

次ページ【関連フォト】メダルまであと一歩まで迫ったロンドン五輪。「人生のすべてが終わったかのような悔しさ」と大津が当時を回想

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事