東京五輪に、オーバーエイジとしてブラジルU-24代表に参加しているダニエウ・アウベスが披露した写真が、海外メディアで話題を呼んでいる。

　ブラジルの大手メディア『UOL』は現地時間８月２日、「アウベスが日本でイニエスタのサイン入りのシャツを手に入れ、感謝を述べた」と報じた。

　D・アウベスは自身のインスタグラムのストーリー（24時間で消えてしまう投稿）に、ヴィッセル神戸の背番号８のユニホームを着用した写真を掲載。「スペシャルな贈り物をありがとう。愛してるよ、兄弟」とメッセージを綴っている。
 

　これまでバルセロナ、ユベントス、パリ・サンジェルマンを渡り歩き、現在は母国クラブのサンパウロに所属しているD・アウベスは、バルサ時代にアンドレス・イニエスタと共闘。盟友の五輪参加を聞きつけ、イニエスタがプレゼントを贈ったと思われる。『UOL』は「サインとメッセージが刻まれた、特別な友情の証だ」とふたりの絆の深さを称えている。

　D・アウベスは欧州で数々にタイトルを獲得した経験と実力を評価され、今回の東京五輪にOA枠で参加。準々決勝までの全４試合に出場し、ブラジルのベスト４進出を支えている。

　８月３日に行なわれる準決勝では、ブラジルはメキシコと対戦する。旧友のエールを得た38歳のベテランDFは、母国チームの決勝進出に貢献できるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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