「ありがとう鹿島、東京2020」NZ代表がロッカールームに残した“感謝”の言葉。中山雄太がインスタで公開【東京五輪】

2021年08月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

ホワイトボードにNZ代表チームから日本代表への激励、そして感謝が

日本を苦しめたニュージーランドのイレブン。敗れた後もスポーツマンシップを体現した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 U-24日本代表は7月31日に行なわれた男子サッカー準々決勝で、PK戦の末にニュージーランドを破り、2大会ぶりとなる準決勝進出を決めた。

 日本中が快挙に沸くなか、対戦したニュージーランド代表の振る舞いを、中山雄太が自身のインスタグラムで公開。そのメッセージが、大きな反響を呼んでいる。

 中山は英語で「これは試合後の@_nzfootballのドレッシングルームで撮った写真です。僕はサッカー選手であるまえに人として、フットボールを通じ、深いリスペクトを表します。恐れもありますが、彼らの情熱に負けないように頑張ります」
 
 写真のホワイトボードには、英語と日本語で「ありがとう鹿島、東京2020。素晴らしい時間を過ごせました。日本代表の幸運を祈っています。頑張れ!ニュージーランドフットボール」と激励と感謝が書き込まれている様子が確認できる。

 中山は上記のメッセージに続けて、このように綴っている。

「日本では多くの海外の選手が活躍しているなか、こんな風に心が温かくなるニュースを目にすることがあります。僕自身は何もしていないけれど、日本のホスピタリティーや人柄を誇りに思っています。人と人のつながりは本当に良いものだと感じました。世界がいまよりももっと温かいニュースで満たされることを願っています」

 U-24日本代表は、NZ代表、そしてこれまでに対戦したチームの想いも背負い、8月3日、準決勝でスペインと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】会場となったカシマスタジアムと、五輪に感謝。NZ代表が残した感謝のメッセージ

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