岩渕真奈が涙を浮かべて誓った雪辱「全員が貪欲に上を目指す環境を求めなきゃ…」【東京五輪】

2021年07月30日 サッカーダイジェスト編集部

痛感させられた世界との実力差

今大会で10番を背負った岩渕。奮闘するもチームをメダル獲得には導けなかった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 なでしこジャパンこと日本女子代表は7月30日、東京五輪の準々決勝でスウェーデン代表と対戦。1-3で敗れ、大会から姿を消すこととなった。

 グループリーグ1戦目はカナダに1-1で引き分け、2戦目はイギリスに0-1の敗戦。3戦目のチリ戦に1-0で勝利してなんとか決勝トーナメント進出を果たしたものの、結局大会を通じて1勝のみにとどまった。

 10番の重責を背負った岩渕真奈はスウェーデン戦後、「残念ですけどやれることはやったかなと思います」と振り返る。
 
 ただし、強敵のスウェーデンを相手に一時は追いつきながらも、後半に突き放された。最後まで反撃の姿勢を貫きながらも堅い守備を崩し切れなかった。

 2012年のロンドン五輪では銀メダルに輝きながらも、今大会ではメダル獲得とはならず。痛感させられたのは、世界との実力差だ。

「やっぱり世界と勝負する、世界に勝つという部分では、もっと全員が貪欲に上を目指す環境を求めなきゃ勝てないと思う。今後女子サッカーが発展していくうえでやっぱり代表は強くなきゃいけないと思うので、各個人がこの悔しさをしっかり次につなげられるようにやりたいと思います」

 エースは目に涙を浮かべながら、そう雪辱を誓った。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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