「必要だと言い続けてきた」ポステコグルー、クラブに補強を要求!OBもCL予選敗退に「CEOは監督に謝罪すべき」

2021年07月29日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「ポステコグルーのベンチを見てごらんよ」

ポステコグルー率いるセルティックは、CL本選出場は叶わなかった。(C)Getty Images

 少なくとも今シーズン、古橋亨梧がチャンピオンズ・リーグ(CL)の舞台に立つことはなくなった。

 7月28日のCL予選2回戦第2レグで、セルティックは敵地でミッティランに1-2で敗れた。2戦合計で2-3と敗退が決定。4シーズン連続でグループステージ進出を逃している。

 英衛星放送『Sky Sports』によると、今季から指揮を執ることになったアンジェ・ポステコグルー監督は、試合後に「選手たちの努力を責めることはできない。彼らは懸命に仕事した」と、チームを擁護した。

「試合をコントロールし、得点を挙げ、2点目の機会もあった。だがすぐに相手に決められ、少し勢いを失ってしまった。終盤は少し疲れていたようだ。試合に戻るエネルギーを少し欠いていた」

 オーストラリア人指揮官は「私が責任を負う」としつつ、自軍に補強が必要だと述べている。
 
「補強が必要だということを納得させるのに十分な仕事ができなかったということだ。今夜の結果に関係なく、我々にはまだ補強が必要なんだよ。本当に若いスカッドだった。ベンチも若手だ」

 もっと選手が必要だとかなり言い続けてきたと思う。クラブはそのためにハードワークしている。我々が直面している課題については、ずっと話してきた。サポーターは必要な補強を望んでいる。できるだけ強く意見を言い続けなければいけない」

 英紙『Daily Mail』によれば、OBのクリス・サットンも「ドミニク・マッケイCEOは今夜ポステコグルーに電話して謝罪すべきだ。時すでに遅しだが、謝るべきだよ」と、クラブを批判している。

「監督のせいではない。セルティックがここで敗退するのは困惑だよ。その理由は我々全員が知っていると思う。先週も私は予選突破なら奇跡と言った。ポステコグルーのベンチ(メンバー)を見てごらんよ。本当に選手たちを批判したくない。彼らには助けが必要なんだ」

 リーグ開幕を前に難しい状況にあるセルティック。クラブとポステコグルーは立て直せるだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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