７月28日に横浜国際総合競技場で行なわれた東京五輪のグループステージ最終節で、B組の韓国はホンジュラスと対戦。３本のPKなどで６-０と圧勝し、首位通過を決めた。

　同じ会場でその後にフランス戦を戦うグループAの日本が２位突破となれば、準々決勝で日韓戦が実現する。逆に、日本が引き分け以上で首位通過となれば、決勝か３位決定戦までは当たらない。

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　近くいた韓国の通信社『聯合ニュース』のホン・セオクアン記者に、「日本と準々決勝で対戦したいですか」とストレートに質問してみた。

　すると、「決勝で当たりたいね。日本を恐れているわけではないよ。だけど、準々決勝では対戦したくない」と話し、その理由をこう述べた。

「韓国と日本が決勝で当たれば、アジアのサッカー界にとって素晴らしい物語になるじゃないか」

　日韓ファイナルが実現するかは日本次第。しっかりグループ１位で通過し、ライバルとの早期対決を避けられるか。

取材・文●江國森（サッカーダイジェストWeb編集部）

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