「連携が悪い、ボランチが摘みにいかない」なでしこOB岩清水のチリ戦辛口解説にファン好感!「アツくていいね」【東京五輪】

2021年07月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「チリの起点をボランチが詰みにいかない」

岩清水は、守備の局面を的確に指摘した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 東京五輪の女子サッカーは7月27日、グループステージ最終節の6試合を各地で開催。グループE3位の日本と同4位のチリの一戦は、宮城スタジアムにて20時キックオフで行なわれている。

 前節のイギリス戦から先発5人を変更。岩渕真奈がスタメン復帰している。

 試合は日本が序盤からボールを握り相手陣内に攻め込むものの、得点が奪えず0-0で前半を折り返した。

 この試合の解説を担当していたなでしこOBで現役のCB岩清水梓(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)は後輩たちに愛のある檄を飛ばした。

 なでしこジャパンのディフェンスラインを長らく支え、2011年のワールドカップ制覇、ロンドン五輪での銀メダル獲得と抜群の実績を誇るディフェンダーは、「前線がプレスかけない」「チリの起点をボランチが摘みにいかない」「センターバックとボランチの連携悪い」と日本の守備を辛口で指摘した。
 
 この解説にファンも反応し、SNS上では以下のようなコメントが寄せられている。

「女子サッカーの岩清水さんの解説がアツくていいね」
「この30年で日本にサッカー文化が根付いたことを感じる」
「どう考えても岩清水の言ってる事が的を得ているな」
「特にネガトラと守備の連動性のとこに注文つけてる」
「岩清水ぱいせんロッカールーム行ってゲキ飛ばしてきてほしい」
「攻撃が機能するためのディフェンス面の指摘をビシビシ言ってた」

 そんな岩清水は、後半に必要なことは?との質問に、とにかく「ゴールです」と言い切り、頭から投入された田中美南に「期待しています」とエールを送った。

 その田中美南が岩渕との連係から77分に先制弾を決めリードを奪った日本。決勝トーナメント進出へ勝利を掴めるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【なでしこジャパンPHOTO】澤穂希!丸山桂里奈!川澄奈穂美!歴代なでしこジャパンの激闘を激選ショットで振り返る!
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事