韓国代表のエースの決断をOBが痛烈に皮肉った。英メディア『talkSPORT』が伝えている。

　トッテナムは現地時間７月23日、ソン・フンミンと2025年まで契約を延長したことを発表した。メガクラブへの移籍も囁かれていたなかでの残留にファンの間では喜びの声が広がる一方で、独自の見解で非難を浴びせたのが、ダニー・マーフィーだ。

　現役時代はリバプールやトッテナムでプレーした元イングランド代表MFは、2007-08シーズン以来タイトルから遠ざかり、昨季はヨーロッパリーグ出場権も逃す７位に終わったチームにキャリアを捧げる決意を示した後輩に対し、次のように語っている。
 

「人生やサッカーに満足して楽しんでいても、誰もが同じものを求めているわけではない。彼は金銭的に素晴らしい契約を得ていると思うが、トッテナムで今後数年間に多くの勝利を収めることはないだろう。それが正直なところだ。つまり、彼は明らかに勝利することをそれほど気にしていない。人生やサッカー、キャリアに何を求めるかは、個々の選手それぞれ違うとはいえ、私には彼があきらめているように思える。

　彼はトッテナムが逆転できると信じているのかもしれないし、何とかして張り合いたいと思っているのかもしれない。しかし、サッカーを知っているほとんどの人は、正直に言って、来シーズン、あるいは今後数シーズン、それが起こるとは考えていない。彼はそれをあきらめたのだと思う」

　在籍６年で280試合に出場し、107ゴール・64アシストを記録している29歳は、新シーズンでチームに14シーズンぶりの栄光をもたらす活躍を見せ、周囲の"邪推"を一蹴することはできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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