パリSG行きが囁かれるポグバ、マンUの70億円延長オファーを拒否か。2度目の別れに現実味

2021年07月23日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

パリSGは63億円の移籍金を用意とも

ポグバはマンUを再び離れることになるのか。(C)Getty Images

 2度目の別れは、この夏なのだろうか。

 英紙『Mirror』は7月22日、マンチェスター・ユナイテッドのポール・ポグバが、クラブからの総額5000万ポンド(約70億円)の新契約オファーを断ったと報じた。

 ユナイテッドとの現行契約が残り1年を切り、このままでは冬に他クラブと自由に交渉可能となるポグバは、契約延長交渉の行方が取りざたされている。

 クラブはフランス代表FWをチームに引き留めようと、週給25万ポンド(約3500万円)の現行サラリーからの大幅アップを提示したという。だが、ミーノ・ライオラが代理人を務めるポグバ側に断られたそうだ。

 このままでは、ユナイテッドは2016年にユベントスから8900万ポンド(約124億6000万円)で買い戻したポグバを、来年夏にフリーで失うことになる。その事態を避けたいレッド・デビルズが、契約延長に応じていないポグバをこの夏売却する可能性は十分に考えられる。
 
 売却先の有力候補と言われるのが、ポグバの母国フランスを代表するパリ・サンジェルマンだ。4500万ポンド(約63億円)の移籍金を用意していると言われる。ただ、ユナイテッドは契約残り1年となった今でも、28歳を5000万ポンドと評価しているとのことだ。

 この夏のパリSGは、インテルからアシュラフ・ハキミを獲得。さらにフリートランスファーでジョルジニオ・ヴァイナルダム、セルヒオ・ラモス、ジャンルイジ・ドンナルンマと、数々のビッグネームを招いた。その大物リストに、ポグバも加わるのだろうか。

 ユナイテッドのユースで育ったポグバは、2012年にユベントスにフリーで移籍し、イタリアの地で大きな飛躍を遂げてから、4年後に復帰した。それから5年。再び生え抜きの星がイングランドを去るのか、進展に注目だ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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