【南アフリカ戦のスタメン予想】久保、堂安と2列目を組むのは? 三笘の状態は?

2021年07月22日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

守備なら中山、攻撃なら旗手に分がある左SB

南アフリカ戦のスタメン予想。左サイドの起用法に注目。

 U-24日本代表は22日、東京スタジアム(味の素スタジアム)でいよいよ、南アフリカとの東京五輪初戦に挑む(20時キックオフ)。

 メキシコ戦、フランス戦が控えていることを考えると、勝点3奪取は必須だ。この重要な一戦に、森保一監督はどんなメンバーで挑むのか。スタメンを予想してみる。

 まずGKは、谷晃生だろう。この世代の正守護神を長く務めてきた大迫敬介との序列を覆し、6月シリーズから定位置を奪取した。指揮官は厚い信頼を寄せている。

 最終ラインは、右から酒井宏樹、吉田麻也、冨安健洋。ここまでは不動だ。A代表でもレギュラーのこのトリオの安定感は、大会屈指と言ってもいいかもしれない。

 問題は左サイドだ。ホンジュラス戦では中山雄太、スペイン戦では旗手怜央が先発し、それぞれ上々のプレーを見せた。守備では前者、攻撃なら後者に分があるが、初戦ということもあり、まずは無難に中山を起用すると予想する。

 ダブルボランチは、遠藤航と田中碧のコンビだ。このペアが機能すれば、攻守に置いて日本が圧倒できるはず。交代要員として板倉滉が控えているのも心強い。

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 2列目は、右サイドの堂安律とトップ下の久保は決まり。迷うのは熾烈な定位置争いが続いている左サイドだが、まず足の張りを訴えて別メニュー調整が続いていた三笘薫は、まだ無理はさせないだろう。スターターは好調を維持している相馬勇紀か。ホンジュラス戦で先発した三好康児も好プレーを見せており、どちらがスタメンの名を連ねもおかしくない。

 最後にCFは、直近2試合で先発し、一気に評価を上げた林大地を抜擢すると予想する。快足自慢の前田大然、故障が癒えた上田綺世が控えており、前半からと飛ばして敵DFとの勝負を挑んでいくだろう。

 金メダルが目標のチームは、いかに"省エネ"で勝ち進んでいくかも重要。森保監督の交代策にも注目だ。

文●江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)
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