現地時間７月20日、イスラエルのテルアビブで、ラ・リーガのバルセロナ、レアル・マドリーのレジェンドが対戦する夢のような試合が開催された。

　過去にエル・クラシコを戦い抜いてきたスター選手が集結した「クラシコ・レジェンドマッチ」には、元ブラジル代表のロナウジーニョ、リバウド、ロベルト・カルロスや、元ポルトガル代表のルイス・フィーゴらのビッグネームが参加したという。

　スペイン紙『MARCA』は「2万9400人を収容するブルームフィールド・スタジアムにはたくさんの人が詰めかけた。そして、なかでもひときわ輝いたのがロナウジーニョだ」と称賛した。

「彼はPKを絶妙なキックで叩き込み、先制点を挙げた。見慣れたゴールパフォーマンスで客席を沸かせ、ロングシュートは惜しくもバーの上を通過したが精度はかわらず、前半の水分補給時には記者とジョークで笑い合い、後半にふたりの子どもがピッチに入り込んでくると、笑顔でセルフィ―に応じた」
 

　試合は３-２でR・マドリーが勝利。28分にPKでロナウジーニョが先制点を叩き込み、42分にペドロ・ムニティス、44分にアルフォンソ・ペレスが立て続けにネットを揺らして、マドリーが逆転。バルサは59分にジョフレ・マテウ弾で同点としたが、70分にルベン・デ・ラ・レーの決勝ゴールが決まった。

　一夜限りの歴代のスターたちの競演に、ファンも大喜びだ。特に、ロナウジーニョのPKには多くの称賛が集まっており、「41歳の彼は、現役のデンベレやエムバペよりPKがうまい」「体重も増えているはずなのに、ボールを蹴っている姿がエレガント」「天才」「ロニーのことを一生愛してる！」などの声が寄せられた。

　また、それぞれの選手たちがアップしたツーショット写真などにも大きな反響が寄せられており、ビッグクラブで名を遺したレジェンドたちの根強い人気ぶりが窺える。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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