「残念でならない」ポステコグルー監督、消化不良のセルティック初陣を悔やむ。「私はあまりいい仕事ができていない」

2021年07月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

新戦力の古橋亨梧はベンチ外

ポステコグルーのセルティックでの初陣はドローに終わった。(C)Getty Images

 横浜F・マリノス前監督アンジェ・ポステコグルーが新指揮官に就任したセルティックが現地時間7月20日、チャンピオンズ・リーグ予選2回戦・第1レグでデンマークのミッティランと対戦した。なお、新戦力の日本代表FW古橋亨梧は、本格合流前でベンチ外となっている。

 試合が動いたのは39分だった。ライアン・クリスティの強烈なシュートはGKに弾かれるも、リエル・アバダが押し込みネットを揺らした。16か月ぶりにファンの前でのホームゲームを戦うセルティックが先制する。

 しかし、互いに1人ずつ退場して迎えた66分、エバンデルに直接FKで被弾。同点に追いつかれてしまう。結局、試合はこのまま1-1で終了。ポステコグルー体制はドロー発進となった。

 試合後、『BBC』のインタビューに応じたオーストラリア人指揮官は、消化不良に終わった初陣をこう振り返っている。
 
「このような重要な試合に臨むにあたって、今夜ほど準備が悪かったことはない。これは私の責任だ。これまでのところ、私はあまりいい仕事ができていない。混乱もあって、何人かの選手を連れてくることができなかったからね。

 ただ、選手たちは言い訳をせず、しっかりと試合に臨んだ。彼らが素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたのに、それが報われなかったことが残念でならないよ」

 セルティックは28日に舞台をデンマークに移し、ミッティランと再戦。今シーズンからアウェーゴールが撤廃されたため、純粋に勝利したチームが3回戦に進出する。その3日後にはハーツとの国内リーグ開幕戦も控え、今後の古橋のデビューにも期待が高まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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