「イタリアでもそうだった」主将・吉田麻也が公式会見で語った今五輪の鍵とは?

2021年07月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「陽性の選手が出てしまったことは残念」

公式会見で、南アフリカ戦について語った吉田。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 7月20日、南アフリカとの東京オリンピック初戦を2日後に控えたU-24代表のキャプテン吉田麻也(サンプドリア)が森保一監督とともに公式会見に登場。意気込みなどを語った。

 オーバーエイジとして3度目の五輪に挑む32歳は、「非常に楽しみにしている。いよいよだという気持ち」と心境を語り、こう続けた。

「ホームで準備でき、いろいろな大会に出てきたが、こんなにもいい環境で準備期間を過ごせたことはなかったと思う。ここまで非常にいい流れで来ているし、先日もいい対戦相手といい試合ができ、チームとして上がってきている」

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 対戦相手の南アフリカに新型コロナウイルスの陽性者(選手2人、スタッフ1人)と大量の濃厚接触者が出たことについては、次のようにコメントした。

「(検査で)ポジティブな選手が出てしまったことは非常に残念。今大会はそこのマネジメントが大事。自分たちのやることに集中して、いい準備をすることに尽きる。(自身がプレーする)イタリアでもそういう形で生活してきた。試合前に必ず検査をして陰性証明が出てから出場した。今大会のひとつの鍵にある。気を緩めないでやっていきたい」

 コロナ禍で開幕する異例の五輪。この経験豊富な主将の存在は、心強い限りだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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