「候補者リストに名前があるが…」ボローニャが鈴木優磨の獲得に動く可能性も? 伊メディアが報じる

2021年07月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

ストライカーを探しているボローニャだが、交渉は難航

昨シーズンはベルギー1部で17ゴールをあげた鈴木。(C)STVV

 ベルギー1部のシント=トロイデン(STVV)に所属する鈴木優磨は、現在、クラブのプレシーズン合宿に参加している。だが、現地メディアによれば、チーム練習には参加しているものの、プレシーズンの最後のテストマッチなどには出場していないという。

 これまで、鈴木は今夏に移籍する可能性が報じられてきた。トルコ1部などのクラブから関心が寄せられているとされ、いくつかの具体的なクラブ名も浮上。しかし、本人が欧州5大リーグ、特にセリエAでのプレーを望んでいることも影響してか、具体的な話に発展している気配はない。
 
 そんななか、イタリア・メディア『Tutto Bologna Web』が冨安健洋が所属するボローニャは、「大きな問題を抱えている」と伝え、鈴木が同クラブの獲得候補リストにいることを明かしている。

「ここ数日、ボローニャのストライカー事情は多忙を極めている。彼らはマルコ・アルナウトビッチの獲得に全力を注いでいるが、契約が成立しておらず、困難に直面していることは紛れもない事実だ。彼らとの交渉は容易ではない。そのため、この交渉がうまくいかなかった場合は、スイス1部バーゼルのアルトゥール・メンドンカ・カブラルに切り替えるようだ。

 ほかにも、チェルシーが所有するアイク・ウグポや、冨安がやってきたSTVVで昨シーズンに17ゴールを挙げた鈴木優磨も候補者リストにあるという。また、CSKAモスクワが所有するアドルフォ・ガイチも追い続けている」

 STVVが鈴木に設定した移籍金は500万ユーロ(約6億2500万円)とされる。ボローニャは冨安健洋の去就についてプレミアリーグのトッテナムと交渉が進んでいるとされる。果たして、鈴木の望む移籍が叶うのだろうか。今後、ボローニャの動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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