「ニュースに惑わされないように」MF遠藤航、濃厚接触者21人の南アフリカとの対戦に不安は?「正直、そういうこともあると…」

2021年07月19日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

「試合があると思って最大限に準備する」

19日の練習後、オンラインでの取材に対応した遠藤。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 東京オリンピックの初戦を3日後に控えたU-24日本代表は7月19日、千葉県内でトレーニングを行なった。

 ファーストマッチの相手である南アフリカには、選手2名、スタッフ1名に新型コロナウイルス陽性者が出ていたが、同日、濃厚接触者が21名おり、その大半が選手であることが明らかになった。

 練習後のオンラインによる取材に対応したMFの遠藤航は、その件について、「正直、そういうこともあるのは、大会前から予想できたことで、このタイミングでそうなったかという感じ。まずは無事に開催されることを祈っている」と語り、こう続けた。

「僕たち日本代表としてできることは、試合があると思って最大限に準備することだけ。ニュースに惑わされずに、自分たちのできることをしっかりやりたい」

【五輪代表PHOTO】オリンピックまであと少し!新しいウェアに身に纏いトレーニングを実施!
 濃厚接触者であっても試合の6時間前の検査で陰性であれば、試合に出場できる規則になっている。当然、接触する場面は出てくるが、不安はないのか?

「試合で感染したという前例はほとんどないので、個人的には心配はしていない。ルールについて、とやかく言うことはない」

 最後は改めて、「せっかくのオリンピックなので試合がしたいし、無事に開催されるのを祈っている」と、南アフリカ戦の実現を望んだ。

構成●サッカーダイジェストWEB編集部
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事