U-24ブラジル代表のオーバーエイジとして東京五輪に出場するダニエウ・アウベス（サンパウロ）の私物が話題となっている。英紙『The Sun』が７月17日付けで報じた。

　キャリア21年目にして初めてオリンピックを戦う38歳は、先日ブラジル代表のチームメイトと共に来日。そこで注目を集めたのが、D・アウベスが日本へ持ち込んだ自前のティンバだ。

　一際目立つ大きな手荷物に、『The Sun』は「アルミ製の太鼓は、アウベスが生まれ育ったブラジル・バイーア州で作られたものだ。元バルサの右SBは、サンバ・ボーイズが東京で金メダルを獲得するために、この楽器が幸運をもたらすことを願っている」と紹介している。

【画像】私物の楽器片手に日本入り！一際目立つD・アウベスの手荷物
 

　さらに同紙は、過去にはバルセロナ、ユベントス、パリ・サンジェルマンと名立たるビッククラブでもプレーしたベテランDFの、五輪終了後の移籍の可能性も報道。サンパウロからの引き抜きに自信を見せているという、エジプト１部ファルコのオーナー、シュリーン・ヘルミー氏の言葉を伝えている。

「ダニエウ・アウベスの経験から我々は恩恵を受けることができるので、彼の獲得に取り組んでいる。アウベスには会ったことがあり、彼は８歳のときから『サンパウロでプレーしたいと思っていた』と言っていたが、私は彼をエジプトに連れてくることができると思う」

　代表、クラブ合わせて歴代最多43ものタイトルを誇るD・アウベスは、東京五輪で一体どんなプレーを見せるのか。陽気なレジェンドに期待が高まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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