【J1】川崎が清水に2発快勝でリーグ22戦無敗! 神戸は古橋亨梧の移籍前ラストマッチを勝利で飾れず

2021年07月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

鳥栖が逆転で上位対決を制す

川崎が22試合無敗で首位を堅持した。(C)SOCCER DIGEST

 J1リーグは7月17日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の日程の影響で未消化となっていた4試合を各地で開催。川崎フロンターレが22戦無敗で首位を堅持した。

 リーグ開幕無敗で首位を走る川崎は、アウェーで清水エスパルスと対戦。立ち上がりから敵陣でボールを保持する王者は17分、レアンドロ・ダミアンとの見事な連係から脇坂泰斗が先制点を奪う。さらに50分には今季リーグ戦初出場となった大島僚太が追加点を挙げ、2点をリード。終盤にかけて相手に危険なシーンを作られるも、粘り強く無失点に守り抜いた川崎が2-0の快勝を飾った。

 セレッソ大阪のホームに乗り込んだ3連勝中のヴィッセル神戸は、海外移籍でこの試合が神戸でのラストマッチとなった古橋亨梧の得点で30分に先手を取る。しかし終了間際の89分、C大阪に同点弾を献上し1-1の痛み分けで決着した。

 4位・名古屋グランパスと6位・サガン鳥栖の戦いは、名古屋が39分にオウンゴールで先制。早々にビハインドを負った鳥栖だったが、後半開始直後の48分に中野嘉大のゴールで同点に追いつくと、その3分後にも酒井宣福が華麗なボレーでネットを揺らす。さらに80分にも小屋松知哉がダメ押しのゴールを決め、鳥栖が3-1で上位対決を制した。

 またアビスパ福岡対ガンバ大阪は、お互いに好機を決め切れず1点が遠い時間が長く続いた。それでも85分、クロスにヘディングで合わせたパトリックの決勝ゴールでG大阪が貴重な勝点3をゲット。福岡はこれで5連敗と、苦しい状況が続いている。
 
 J1、17日の試合結果は以下の通り。

・18節
清水 0-2 川崎

・20節
C大阪 1-1 神戸
鳥栖 3-1 名古屋

・21節
福岡 0-1 G大阪

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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