【U-24日本1-1U-24スペイン|採点&寸評】優勝候補から先制点の10番がMOM!奮闘したDF陣も高評価

2021年07月17日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

本番に向けて自信を持っていいドロー

【警告】日本=瀬古(66分) スペイン=モンカジョラ(92分)、O・ヒル(93分)
【退場】日本=なし スペイン=なし
【MAN OF THE MATCH】堂安律(日本)

[国際親善試合]U-24日本1-1U-24スペイン/7月17日/ノエビアスタジアム神戸

【日本代表・総評】
6.5
オリンピック前最後の試合で金メダル最有力候補と対戦。序盤からボールを支配されるも、身体を張った守備で凌ぐと、久保のお膳立てから堂安の見事な左足シュートで先制点を奪う。ハーフタイムに7人を入れ替えた後半は一方的にボールを支配され、78分に追いつかれたが、1-1で凌いだ。相手がベストメンバーではなかったとはいえ、本番に向けて自信を持っていいドローだ。

【個人採点・寸評】
GK
12 谷 晃生 6(HT OUT)
15分のミルのシュートはしっかりセーブ。ビルドアップも問題なかった。

DF
2 酒井宏樹 6.5(HT OUT)
世界に誇れる球際の強さを披露。水際でピンチを凌いだシーンが何度もあった。
 
5 吉田麻也 6.5(HT OUT)
強豪相手に風格すら感じさせるプレーで最終ラインを統率。35分のチャンスを作り出すなど効果的な縦パスも光った。

14 冨安健洋 6.5(HT OUT)
大型FWミルとのデュエルにも負けず、さすがの存在感。33分の久保のシュートに繋げたインタ―セプト→縦パスは見事だった。

13 旗手怜央 6.5
前線につけるパスの精度、タイミングが絶妙。試合前は「ひとりでは止められない」と話していたが、1対1の守備でも奮闘した。

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