ミラン次期監督はミハイロビッチ インザーギとの契約解除が成立次第、正式発表へ

2015年06月04日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

オーナー邸での3時間に渡る話し合いで基本合意に。

オーナーのベルルスコーニ邸で交渉が行なわれ、ミハイロビッチの監督就任が内定した。 (C) Getty Images

 カルロ・アンチェロッティからオファーを正式に断られたミランは、サンプドリアの監督を退任したシニシャ・ミハイロビッチにターゲットを絞り、現地時間6月3日夜、ミラノ郊外アルコレにあるシルビオ・ベルルスコーニの私邸に招いて、アドリアーノ・ガッリアーニ副会長も交えて夕食をとりながら、3時間近くに渡って交渉を行なった。
 
 ミハイロビッチは来シーズンに向けた補強についてもいくつかの要望を出した模様で、最優先で挙げられたのはイタリア代表ロベルト・ソリアーノ(サンプドリア)の名前。
 
 ソリアーノはプレーの質と量を兼ね備えたMFで、サンプドリアでも指揮官のお気に入りだった。サンプの選手としてはさらに右SBのロレンツォ・デ・シルベストリ、FWエデルの名前も挙がったようだ。
 
 現地4日午前の時点で公式にはまだ何も発表されていないが、両者が基本的な合意に達したことはほぼ確実。フィリッポ・インザーギ現監督との契約(あと1年残っている)解除が成立次第、一両日中には正式発表にこぎつける見通しだ。
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事