Ｕ－24代表は７月12日、ヨドコウ桜スタジアムでＵ―24ホンジュラス代表と対戦し、３-１で勝利した。

　13分、右サイドからのFKで久保建英がクロスを上げると、ゴール前で吉田麻也が優しいタッチで合わせ、見事に先制点を決めた。さらに40分には、左サイドからのクロスを林大地が堂安律に落とし、10番がきっちりネットを揺らした。

　65分に失点を喫したものの、85分に相馬勇紀のクロスに堂安が合わせて再びリードを広げる。その後は危なげない試合運びでゲームを締めた。
 

　試合後、２ゴールを決めた堂安が、まず自身の２得点を振り返った。

「両ゴールともワンタッチゴールなので、パスをくれたチームメイトに感謝したいです」

　堂安はホンジュラス戦での手応えと課題についても話を続ける。

「まずは立ち上がりに先制点を取ることが大事でした。ただ、後半は相手に少し流れをもっていかれたので、そこはまだまだ課題です。前半は良かったですけど、もっともっと向上しないといけないところはあると思います」

　さらに堂安は、東京五輪の本大会についても口を開いた。

「オリンピックは無観客が決まってしまいましたけど、こうして関西でパワーをくれる皆さんに感謝したいです。金メダルを目指して頑張りたいです」

　次戦は７月17日にノエビアスタジアム神戸でＵ－24スペイン代表と戦う。大舞台に向けてさらなる弾みをつけられるか。堂安のパフォーマンスに期待だ。

構成●サッカーダイジェスト編集部