「最終決定はもうすぐ」冨安健洋のトッテナム移籍が目前に! アタランタとの争奪戦に決着か

2021年07月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「アーセナルは競争に参加していない」

ボローニャで評価を上げた冨安。プレミアリーグでプレーする可能性が高まってきた。(C)Getty Images

 ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋のトッテナム移籍は、交渉の最終段階にあるようだ。

 現地時間7月11日、移籍市場のエキスパートとして知られる『Sky Italia』のファブリツィオ・ロマーノ記者が、自身のツイッターで以下のように綴った。

「トッテナムは現在、タケヒロ・トミヤスの獲得交渉を進めている唯一のイングランドのクラブだ。ボローニャと交渉中で、アタランタも彼を欲しがっているが、スパーズが(獲得)レースをリードしている。

 トミヤス本人もトッテナムへの移籍を希望している。最終決定はもうすぐ。今のところ、アーセナルは競争に参加していない」
 
 現地メディアによれば、トッテナムは獲得オファーを提示したが移籍金がボローニャの要求に届かず拒否された。そのため、1900万ユーロ(約23億7500万円)+ボーナスに増額して再オファーを出し、最低でも2500万ユーロ(約31億2500万円)を求めているとされる保有元とのギャップを徐々に埋めている段階だと報じられている。それが、いよいよまとまりそうな段階に入ったということだろう。

 冨安はまもなく幕を開ける東京五輪のメンバーにも選出されているが、早ければ開幕前後に正式契約を交わすこともあり得るだろう。

"守備の国"イタリアで評価を高めた22歳の若武者は、新シーズンはプレミアリーグで戦う可能性がグッと高まってきた。

構成●サッカーダイジェストWeb編
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事