「個人的な合意に達した」冨安健洋のトッテナム行きが一歩前進! 英メディアが報じる「遅くても五輪期間中には…」

2021年07月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

トッテナムが移籍金を増額し、再オファー

強豪トッテナムへの移籍に近づいていると報じられた冨安。 (C)Getty Images

 現地時間7月9日、英スポーツチャンネル『Sky Sports』は、ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋の移籍について、「トッテナムはタケヒロ・トミヤスの獲得にまた一歩近づいた」と報じた。

 同メディアは『Football Insider』の独占レポートとして、「22歳の冨安とトッテナムは長期契約を結ぶことで個人的な合意に達し、ボローニャとの間で移籍金の合意を目指している」と伝えている。

 先日、トッテナムはボローニャに対して、1800ユーロ(約22億5000万円)+ボーナスを提示したが、このオファーは、最低でも2500万ユーロ(約31億2500万円)を求めているとされるボローニャが拒否したと報じられていた。
 
 そこでトッテナムは、このギャップを埋めるための再オファーを準備。提示金額は、1900万ユーロ(約23億7500万円)+ボーナスに増額され、保有元とのギャップを徐々に埋めている段階だという。

 同メディアはこの推移を「あとは移籍金で合意するだけ」としており、冨安のプレミアリーグ移籍は「また一歩進んだ」と評価している。加えて、可能であれば「五輪期間中には契約を締結したい」狙いがあるといい、最終的には日本で交渉がまとまる可能性もあるようだ。

 東京五輪での活躍も期待される22歳のDFは、2019年にベルギー1部シント=トロイデンからセリエAのボローニャに完全移籍。シニシャ・ミハイロビッチ監督の下で、CBおよび右SBとして活躍し、その能力は高く評価されている。これまでアタランタなどセリエAの複数クラブや、プレミアのアーセナルなどからの関心が伝えられていた。

 果たして、冨安のトッテナム入りは成立するのか。今後の動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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