年収16億円超? EURO決勝は「世界一リッチ」な主審が担当! 伊代表MFヴェッラッティとは因縁も

2021年07月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

過去にはメッシとも衝突

ヴェッラッティ(左)とカイペルス主審(右)の“再会”に注目が集まる。(C)Getty Images

 欧州サッカー連盟(UEFA)は現地時間7月8日、現地11日に開催されるイングランド対イタリアのEURO決勝で、ビョルン・カイペルス主審が笛を吹くことを発表した。

 48歳のオランダ人レフェリーは、これまでに2018年ヨーロッパリーグ(EL、アトレティコ・マドリー対マルセイユ)、2014年チャンピオンズ・リーグ(CL、レアル・マドリー対A・マドリー)、2013年EL(チェルシー対ベンフィカ)、2011年UEFAスーパーカップ(バルセロナ対ポルト)、2009年U-21欧州選手権(ドイツ対イングランド)、2006年EURO U-17(ロシア対チェコ)と、UEFA主催大会の決勝6試合で主審を担当した。

 今大会では、グループステージのデンマーク対ベルギーとスペイン対スロバキア、準々決勝のデンマーク対チェコを裁いている。そんな実績十分の彼だが、英紙『Daily Mail』によれば、「世界で最もリッチなレフェリー」なようだ。
 
 カイペルス氏は大学で経営学の学位を取得後、母国でスーパーマーケット・チェーン「ジャンボ・カイペルス」を共同設立。同チェーンは同胞のF1スター、マックス・フェルスタッペンのスポンサーにもなっており、同氏は悠々自適な老後生活を送れるだけの資金を蓄えているという。2016年には年収約1150万ポンド(16億1000万円)とも報じられた。

 ただ一方で、カイペルス氏は気性が荒いことでも知られた存在だ。今年5月にマンチェスター・シティ対パリ・サンジェルマンのCL準決勝・第2レグを裁いた際には、後者のイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティから「ファック・ユー」と暴言を吐かれたと訴えられている。

 また、昨年にはUEFAが公開したドキュメンタリー作品『Man in The Middle』内で、2018-19シーズンのCLでリオネル・メッシと衝突するシーンが取り上げられ、小さくない話題を集めた。

 決勝では、53年ぶりの欧州制覇のキーマンであるヴェッラッティと再会するだけに、カイペルス主審にはますます注目が集まりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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