ヴィッセル神戸所属の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが、自身が設立した会員制オンラインクラブ「ALLSTARS CLUB」で堂安律と対談。東京五輪に臨む若きサムライを激励した（全編は「ALLSTARS CLUB」で独占配信されている）。

　まず堂安は東京五輪メンバーに選出されたことについて「すごく名誉なことで嬉しいです。東京オリンピックが決まった時からそれを目標にトレーニングを積んできていたので、本当にこういう立場で迎えることができて、すごくまずは嬉しく思います」と喜びを語る。

　また続けて「あとはこのコロナ禍において、僕がパフォーマンスで国民の皆さんに見せないといけないことは多いと思っていて、アスリートとしてサッカー選手という枠を超えて、日本国民のみなさんに勇気を与えるようなプレーを見せられるよう頑張りたいなと思います」と意気込んだ。

　スペイン代表で131試合に出場した経験豊富なイニエスタはそれに対して、以下のようにコメント。
 

「堂安選手には私からの大きなアドバイスは必要ないかと思います。彼は十分に日本代表のユニフォームを背負って戦ってきた経験をお持ちですし、その意味を十分に理解していると思います。

　また、国際的な大会になればファンやサポーターの方からの注目も大きいですが、それに関しても既にたくさんの経験をお持ちだと思います。

　大舞台では、サポーターからもらえる声援が、大きなエネルギーになるかと思いますし、それは何にも変えがたい経験を得ることになるでしょう。

　また、それらの経験を『楽しむ』ということも決して忘れてはなりません。時間が過ぎるのは本当に早いものですから、その一瞬一瞬を噛み締めていただきたいと思っています」

　そう国を代表する心構えを説き、エールを送った。

構成●サッカーダイジェスト編集部