「リーガに惹かれる理由は…」久保建英がFIFAの取材で五輪やスペインサッカーを語る!「メッシのような誰もが憧れる選手に」

2021年07月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

五輪で記憶に残っているのは「北島康介さん」

東京五輪での活躍が期待される久保。悲願の金メダルをもたらすことはできるか。(C)Getty Images

 U-24日本代表MFの久保建英が7月6日、FIFAのインタビューに登場。2週間後に開幕を控える東京五輪に向け、意気込みなどを語った。

 久保は20歳にしてすでにスペイン1部で66試合に出場と、同世代の日本人選手の中での実績は群を抜く。悲願の金メダルを目指す五輪でも、中心選手として期待されるヤングジャパンのエースはこう決意を示す。

「まずチームの勝利に貢献することが大切です。そのうえで、個人的にも良い結果を残したいですし、同時に周りの選手が良いパフォーマンスを発揮できるように、良いサポートをしていきたいと思っています。初戦(南アフリカ戦)に向けてしっかりと準備をして、笑顔で大会を終えたいと思います」

 五輪の印象については、2004年のアテネ、2008年の北京と、2大会連続で2つの金メダルを獲得した水泳界のレジェンドの名を挙げている。
 
「子供の頃にテレビでオリンピックを見ていたので、北島康介さんのように記憶に残っている選手はたくさんいます。そうした選手たちの偉業を踏まえて、改めてオリンピックに参加する意味を考えてみたいと思います」

 10歳でバルセロナの下部組織に加入した若きレフティは、現在もラ・リーガでプレーしている。スペインで戦い続ける理由は、次のように明かしている。

「僕がラ・リーガに惹かれる理由のひとつは、スペインのサッカーでは自分の長所を表現できると感じているからです。欲しいと思ったときに、ちょうどいいスペースにパスが来る。チームメイトと同じビジョンとアイデアを共有しているのです。

 競争はレベルが高く、学ぶことがたくさんあります。考えさせられるサッカーであり、ここで一生懸命プレーすることで、自分が日々成長していることを実感しています」

「メッシのような誰もが憧れるような選手になりたい」と目標を語った久保は、五輪という大舞台で躍動することはできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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