川崎らしさが凝縮された知念慶のACL弾にファン反応!「一つ前のノボリのプレー無しに語れない」

2021年07月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

得点シーン直前の長谷川のボレーにも驚愕

北京FC戦での2得点に続き、今大会3ゴール目を決めた知念。(C)2021 Asian Football Confederation (AFC)

 川崎フロンターレは日本時間7月5日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ第4節でフィリピンのユナイテッドシティFCと対戦し、2-0で勝利を収めた。

 前節からスタメン8人を変更して臨んだ試合は、スタッツが示す通り川崎が圧倒。シュート数は24対5、枠内シュートは12対2、支配率も川崎が76.4パーセントを記録し、カードを1枚ももらわないクリーンなゲーム運びだった。

 そんな川崎の強さが凝縮されているのが18分に知念慶が奪った先制点の場面だ。 

 クリアボールを拾った相手ディフェンダーに対して、左サイドで長谷川竜也がプレスを仕掛ける。攻め上がっている登里享平も相手のパスコースを塞ぎ、相手が苦し紛れのバックパスを放った瞬間に、知念が奪い、角度のない位置からシュートを決めた。

【ハイライト動画】「あれで打てるなんて…」知念の先制弾直前のシーンにも注目!(0:32~)
 
 このゴールシーンにはSNS上で「素晴らしい!!」「角度がないなかナイスゴール」「知念がCF3番手なのがもったいない」などのコメントが寄せられたほか、「一つ前のノボリのプレー無しに語れない」「登里、長谷川を初めとする守備の意識良いね」とゴールシーン直前の動きにも言及。さらに「これダイジェストサラッと流してるけど、あれで打てるなんてエラい技術じゃない?(笑)」という先制弾の発端となった車屋紳太郎の浮き球パスを長谷川がボレーシュートした場面への驚きのコメントも寄せられている。

 相手GKアンソニー・ピンサスの好セーブに多くの好機を阻まれ、決定力に課題を残したものの、大幅なターンオーバーを行なっても相手を圧倒して攻め切る川崎らしさは健在だった。

 今季ここまで公式戦無敗を続けるチームは、ACLでも4連勝を飾り、目標としているアジア制覇へまた一歩近づいた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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